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いぼ鯛は、夏から秋にかけてが、最も美味しい季節です。
いぼ鯛は、銀白色で目が大きく、皮が薄いのが特徴です。
体長は15~30㎝程度でして、エラ蓋の上には黒い大きな斑点があります。
いぼ鯛は、体の表面から多量の粘液を出すため、新鮮なものほど体の表面にぬめりが多く、黒ずんで見えます。
―【料理法】―
ややくせがある魚ですが、あっさりしていて身が柔らかい、白身の魚です。
脂が乗っていて鮮度のよいものは、刺身にします。
えぼ鯛は、しょう油とバターととても相性がよくてうまいです。塩焼き、照り焼き、味噌漬け、バター焼きなどの焼き物が一般的な食べ方です。煮付けにもします。
刺身(生)で食べる場合、特有の香りがあるので、香草や香辛料などを入れて、マリネやサラダにしたりして食べたりします。
四国では寿司の魚であります。丸のまま酢で〆た姿寿司は「ぼうぜの寿司」として祭のごちそうであります。
他に、蒸し物、ムニエル、フライ、南蛮漬けなどにしても、いいと思います。
【地方名】
姥背・ウオゼ(和歌山・大阪・兵庫)、ボーゼ・ボオゼ(兵庫・香川・徳島) 、クラゲウオ(岡山・広島)、繻子(しゅす)・シズ(長崎~関西)、馬鹿(ばから)魚(播州室津)、ギチ(熊本) 、垂魚(たるめ)(鹿児島)、疣魚(たるみ)(鹿児島)、マメノヒラ(浜名湖) 、マガイ(富山) 、アゴナシ(千葉)、ナツカン(下関) 、エボダイ(関東)などと呼ばれています。
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